第26回筆記試験(平成26年1月26日)
【生活支援技術】20問 41〜60問題
問41 生活支援を行う時の視点として、最も適切なものを1つ選びなさい
1 介護職の持つ知識より、経験を重視する。
2 利用者のできないことに焦点を当てる。
3 利用者の生活歴を理解して行う。
4 利用者が1人で生活行為ができることを目的として行う。
5 利用者の性生活に関する情報は考慮しない。
解答
1:×知識も経験も必要です。
2:×できることに焦点をあてます。
3:○
4:×
5:×
問題42 住環境と健康に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 シックハウス症候群(sick house syndrome)は、生活が不活発なために全身の機能が低下することをいう。
2 熱中症(heatstroke)は屋内でも発生する。
3 ヒートショックは、熱湯や熱風を浴びることで生じるやけどのことである。
4 ダニの死がいはアレルギー症状の原因にはならない。
5 浴室などのカビは健康に影響がない。
解答
1:×シックハウス症候群とは. 住居内での室内空気汚染に由来する 様々な健康障害を総称して、シックハウス症候群と呼びます。
2:○熱中症は、戸外だけ起こるわけではありません。 室内で安静にしていても、温度、湿度が高い場合があり、 脱水症状に陥りやすいなど、熱中症の発症に気を配らなければなりません。
3:×ヒートショックは冬の時期、暖房で暖かい居間などと暖房のない脱衣所や浴室との温度差が大きいときが、血圧の急激な上昇や下降が引き起こされることをいいます。「ヒートショック」は体に大きな負担をかけるため、冬の入浴中に起こる突然死の大きな要因となります
4:×ダニの死骸や排泄物がアレルゲンとなりアレルギー反応を起すことがあります。
5:×カビには健康を損なう有害なカビがあるので注意が必要です。
問題43 Jさん(70歳、男性)は、右片麻痺があり、妻と二人暮らしである。週1回の通所介護(デイサービス)と、週1回の自宅での訪問介護員(ホームヘルパー)による入浴介助を受けている。移動は四脚杖歩行で、排泄と入浴は一部介助が必要である。Jさんは居住環境を整備して、できるだけ今の生活を維持しながら妻の負担を減らしたいと望んでいる。
Jさんに対する介護職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい
1 車いすで出入りできるようにトイレを広くする。
2 トイレでの排泄をやめて、寝室にポータブルトイレを置く。
3 浴槽の出入りをしやすくするために、リフトを設置する。
4 部屋の出入り口にある段差をスロープ(slope)にする。
5 トイレの中に手すりをつける。
解答
1:×
2:×
3:×
4:×
5:○移動は「四脚杖歩行」とあるので、杖を用いない手で手すりが使用可能となるので、トイレの手すりが正解
問題44 経鼻経管栄養の利用者の口腔ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい
1 口腔から食物を摂取していないので、口腔ケアは不要である。
2 スポンジブラシは、したたるほど水を含ませて使用する。
3 経管栄養が終わってすぐの口腔ケアは避ける。
4 口腔ケアを始めるときに固定テープがはがれていたら、留め直す。
5 仰臥位で行う。
解答
1:×経管栄養中は口で咀嚼をしないために、唾液の分泌が減って自浄作用が低下し、かえって汚れがつきやすい状態になります。口の中にはもともとたくさんの細菌がいますが、口で食べない状態が長く続くと、咀嚼や嚥下機能の低下や管の汚染などから、誤嚥性肺炎にかかるリスクも高まります。従って経管栄養中も口腔ケアが必要となります。
2:×スポンジブラシはコップなどにぬるま湯、お茶などを入れ、スポンジにしみ込ませた後、余分な水分をティッシュ等で拭き取ってからご使用します。
3:○経管栄養が終わってすぐの口腔ケアでは嘔吐反射がおこることがありますので、胃内容物があれば嘔吐や逆流のおそれがあります。
4:×
5:×
問題45 Kさん(85歳、女性)は、脳出血(cerebral hemorrhage)の後遺症で右片麻痺があり、施設に入所している。食事の時以外は、ベッドで寝ていることが多い。車いすに乗って介護職と一緒に散歩に行くことが楽しみである。
Kさんの散歩の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 散歩の場所は介護職が決める。
2 散歩中に顔色や表情を確認する。
3 歩行しないので靴は用意しない。
4 急な下り坂は、前向きで下りる。
5 散歩の代わりにレクリエーションに参加してもらう。
解答
1:×Kさんの気持ちを優先し場所を決めます。自己決定の尊重
2:○
3:×車イスに乗る時は、基本的に靴を履くことが勧められます。
4:×車いすで下り坂を下りるのは、前向きだと乗っている人に不安感を感じさせます。ですから、車いすを後ろ向きにして、介助者が体重を前にかけながらゆっくりと下るようにします
5:×これでは自己決定の尊重になりません。まずは本人の意思確認から。
問題46 ボディメカニクスを活用したベッド上の移動介護に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 臥位から座位への介護では、利用者の腰部を支点にする。
2 介護職の重心と利用者の重心との距離は、離れている方が良い。
3 利用者の身体とベッドの接する面積を狭くする。
4 水平移動では、介護職はベッドの端に両肘をつける。
5 腰痛予防のため、介護職は主に腕の筋力を活用する。
解答
1:×介護者の腰部を支点にします。
2:×お互いの重心の距離は近いほうが安定感があります。
3:○
4:×下記参考を参照のこと。
5:×腰の筋力の活用が大切。
参考
水平移動
・介護者は利用者を移動させる側に立ち、枕を移動させる側に寄せます。
・利用者の腕を胸の上で組みます。
・介護者は、一方の手の利用者の腋下に入れて、もう一方の手を腰の下に差し込み、腸骨を持ちます。
・介護者は肩幅の広さに足を開いて、ベッド脇に両膝を押し付け、腰を下ろすと、利用者の上半身が手前に引き寄せられます。
問題47 歩行のための福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 歩行器は、杖に比べて安定性がある。
2 歩行器型杖(ウォーカーケイン)は、歩行が比較的安定している場合に用いる。
3 シルバーカーは、自立歩行ができない場合に使用する。
4 ロフストランドクラッチ(Lofstrand crutch)は、関節リウマチ(rheumatoid arthritis)がある人に適している。
5 固定式歩行器は、左右のフレームを交互に持ち上げて使用する。
解答
1:○
2:×歩行器型杖(ウォーカーケイン)は体を支えることが難しい方が使用する杖です。
3:×シルバーカーは高齢者の方の自立歩行をサポートするものです。荷物を入れる袋や、休息に用いる座面など使用者のことを考えたさまざまな機能がついています。
4:×ロフストランドクラッチ(前腕固定型杖)とは、腕を支えるカフというサポート機能が付いているタイプです。下半身麻痺者、下肢に体重をかけられない骨折、捻挫、股関節症、下肢切断、片麻痺の人などの歩行補助にむいています。
5:×一定の形に固定されていて、持ち上げて前後に進むタイプの歩行器です。
問題48 高齢者の身体機能の変化に対応した食事の提供方法として、適切なものを1つ選びなさい。
1 味覚の低下に対しては、調味料を多用する。
2 唾液分泌の低下に対しては、主食をパンにする。
3 腸の蠕動運動の低下に対しては、根菜類を積極的に取り入れる。
4 咀嚼力の低下に対しては、肉料理を控える。
5 口渇感の低下に対しては、酸味のある味付けにする。
解答
1:×調味料を多用することで、高齢者の味覚は鈍くなってきます。
2:×主食はご飯が望ましい。
3:○便秘対策となります。
4:×ある程度の噛みごたえのある肉料理は咀嚼力を鍛えるのに適しています。
5:×
問題49 食事介護の基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 立って介護する。
2 介護職に向けて食事を並べる。
3 初めにお茶や汁物で口の中を湿らせてもらう。
4 主菜を食べ終えてから、主食を食べてもらう。
5 全介助の場合は、2〜3口ごとに飲み込んだことを確認する。
解答
1:×椅子に座って利用者目線に合わせて食事摂取介助を行うことが基本です。
2:×利用者にむけて食事を並べます。
3:○いきなり食べ始めるとむせることがあります。それを防ぐためにあらかじめ口の中を湿らせておきます。
4:×食べる順番としては主菜を最初にたべて血糖値の上昇を防ぐのがベストかと思います。だからと言って、主菜を食べきる必要はありません。
5:×一口ごとに確認を
問題50 慢性腎不全(chronic renal failure)の人の食事について、正しいものを1つ選びなさい。
1 砂糖を控える。
2 肉や魚を控える。
3 みそ汁を毎食とる。
4 乳製品を毎食とる。
5 野菜は生でサラダにする。
解答
1:×砂糖は摂取してもさしつかえない。
2:○腎機能障害が進行してきた場合には、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限などの食事療法を行うことにより、腎機能障害の進行を抑え、慢性腎臓病の合併症を予防します。肉や魚にはカリウムが多いです。
3:×塩分が多いとダメ。腎機能障害が進行してきた場合には、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限
4:×乳製品はカリウムが多いのでダメ。腎機能障害が進行してきた場合には、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限
5:×野菜などは小さく切って「湯でこぼし」「流水にさらす」などを行い、カリウム成分を少しでも除く。腎機能障害が進行してきた場合には、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限
問題51 右片麻痺があり一部介助があれば歩行できる利用者の入浴介護として、適切なものを1つ選びなさい。
1 浴室内では、介護職は利用者の左側に付き、腕と腰を支えながら一緒に移動する。
2 浴室の出入り口に一段の段差がある場合は、左足から下がり、右足から上がる。
3 浴槽に入るときは、まず右足を入れ、次に左足を入れる。
4 浴槽から出るときは、浴槽の縁やバスボードにいったん座る。
5 介護職が利用者の全身を洗う。
解答
1:×麻痺側に介護職はつきます。
2:×麻痺のない左足(健側)から下がり、麻痺のない左足(健側)から上がります。
3:×麻痺のない左足(健側)をいれ、次に麻痺の右足をいれます。
4:○
5:×利用者の潜在能力を最大限に活用するために、利用者が自分で洗えるところは自分で洗ってもらいます。
問題52 手浴・足浴に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 手浴は、温めて手指を動かすことで拘縮の予防につながる。
2 手浴は、寝た姿勢のままで行う方が良い。
3 足浴は、眠気がとれて覚醒する。
4 足浴は、冬場は寒いので避ける。
5 手浴・足浴の時間は、長いほど良い。
解答
1:○
2:×身体上の問題がなければ普通は座った姿勢でおこないますよね。
3:×足浴ですと眠気がとれるどころが、気持ちがよくなり快眠できます。
4:×冬場でももちろん大丈夫。
5:×手浴・足浴は、 42度くらいのお湯を洗面器に入れて、手首から先あるいは足首から下を10〜15分間程度です。長時間すると、かえって余分なエネルギーを消耗し、疲労感を増すため注意しましょう。
問題53 Lさん(79歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。右片麻痺、両変形性膝関節症(knee osteoarthritis)がある。トイレまでの移動が困難になってきたため、夜間は、ポータブルトイレを使用することになった。座位保持は可能である。居室は個室で、ベッドを使用している。
Lさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。
1 ポータブルトイレは、利用者の健側(右側)に置く。
2 ベッドの高さより、低い座面のポータブルトイレを選ぶ。
3 ベッドにスイングアーム介助バーを設置する。
4 夜間はズボンを履かず、下着だけとする。
5 排泄物は、朝、まとめて片づける。
解答
1:×麻痺のない左側に置くと使いやすいです。
2:×ベッドの高さに ポータブルトイレの便座の高さを合わせておくと移乗させやすくなります。従って「低い座面のポータブルトイレを選ぶ」は素適切。
3:○「スイングアーム介助バー」とは ベッド用手すりのことです。
4:×これでは手抜き介護ですね。
5:×排泄物があれば、その都・x片づけます。
問題54 下痢が続いている要介護高齢者への対応に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 水分摂取を控える。
2 肛門周辺の皮膚を強く拭く。
3 温めた牛乳を提供する。
4 下痢以外に訴えがないので、ようすを見る。
5 排泄物は感染源として取り扱う。
解答
1:×水分を控えると脱水をひきおこしかねません。水分は十分にとるようにします。下痢の時には湯さましや、うすい番茶・温めのミネラルウォーターなどを少しずつ数回に分けて飲むと効果的です
2:×強く拭いては皮膚を傷めてしまいます。
3:×牛乳に含まれる乳糖を分解できない乳糖不耐症の方が牛乳を飲むと下痢になることがあります。下痢の時には湯さましや、うすい番茶・温めのミネラルウォーターなどを少しずつ数回に分けて飲むと効果的です
4:×医療職等への連絡。
5:○
問題55 クーリング・オフに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 デパートで購入した洋服は、どのような場合でもクーリング・オフできる。
2 訪問販売のクーリング・オフ期間は、10日間である。
3 訪問購入のクーリング・オフ期間は、5日間である。
4 通信販売の場合、クーリング・オフできない。
5 訪問販売でのリフォーム工事は、工事完了後はどのような場合でもクーリング・オフできない。
解答
1:×自分でお店に行って、商品を選んで購入した場合は、消費者が契約を撤回するという制度であるクーリングオフは適用はされません。
2:×法定書面を受領した日から8日間
3:×法定書面を受領した日から8日間
4:○通信販売の場合は、特定商取引法のクーリング・オフの制度はなく、事業者の定めた返品特約の決まりに従うことになります。
5:×8日以内であれば、特別な理由がなくても、契約先に書面で解約意思を伝えるだけで一方的に解約できます。クーリング・オフをすると、支払済みの代金は返金され、工事が完了している場合は元に戻してもらえます。その際、お金を払う必要は一切ありません。
問題56 洗濯に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 血液などのタンパク質の汚れには、高温での洗濯が効果的である。
2 淡色のものを洗うときには、蛍光増白剤の入った洗剤を使用する。
3 洗剤は、多く使用すればするほど汚れがよく落ちる。
4 水洗いできるウール・絹には、液体酸素系漂・注ワを用いる。
5 ドライクリーニングは、主に水溶性の汚れを落とすのに適している。
解答
1:×第一にお湯は絶対にダメです。タンパク質が凝固してしまいます。冷水につけて漂白剤使えたらそれで、使えなかったら液体洗剤部分的につけて、しばらく放置、そのあとすすいでください。
2:×きなり、淡色(ベージュ、クリーム、ピンク、グレー)の綿、麻、レーヨンなどは、蛍光剤入りの洗剤で洗うと蛍光剤の付着により色合いがかわってしまうことがあります。これらの衣料や「無蛍光洗剤使用」と表示された衣料には、蛍光剤の入っていない洗剤を使います。
3:×洗剤をたくさん入れると、汚れ落ちが良くなるように感じますが、洗剤をたくさん入れても、汚れ落ちはほとんど変わることはありません
4:○液体酸素系漂白剤は弱酸性のため、ウール・絹の衣類にも使えます。この場合、洗剤は中性洗剤を使うといいです。
5:×、主に油性の汚れを落とすのに適している
問題57 Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。
訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
2 「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
3 「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
4 「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
5 「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。
解答
1:×「好きなものを食べたいですよね」は共感ではないのでは。「好きなものが食べられないのは辛いですよね」‥だとしたら共感といえるのだと思います。また利用者の健康にかかわることについては制限があることを伝えることが必要だと思います。
2:×薬のまとめのみはダメ。決められた処方時間・量どおりに
3:×訪問介護員(ホームヘルパー)の業務を逸脱しています。
4:○
5:×受診の勧めは、訪問介護員(ホームヘルパー)の業務を逸脱しています。
問題58 認知機能が低下している利用者が、深夜、不眠で施設の廊下を歩き回っている。この利用者への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 部屋に戻り、寝るように促す。
2 いったん座るように促して、話を聞く。
3 納得するまで1人で歩いてもらう。
4 睡眠薬の服用を促す。
5 すぐ、同室者に話を聞く。
解答
1:×動き回りたい・外出したいという気持ちを押さえると逆効果になり落ち着かなくなります
2:○当てもなく歩き回っているように見えますが、本人には何らかの目的があります。話を聞くなどの対応が適切です。
動き回りたい・外出したいという気持ちを押さえると逆効果になり落ち着かなくなります。外出したい気持ちを受けとめて「後で一緒に行きましょう」と一緒に出かけたり、行方がわからなくなった時のために連絡先を書いた名札をつけておいたりしましょう
3:×いったん座るように促して、話を聞くことが大切です。
4:×介護者の業務ではありません。
5:×深夜なので、同室者に話を聞くなどということは不適切です。
問題59 介護老人福祉施設での終末期の事前の意思確認として、適切なものを1つ選びなさい。
1 90歳を超えれば、事前の意思確認は必要ない。
2 本人が意思表示できれば、家族の意向は確認しない。
3 入所時の意思を尊重して変更しない。
4 介護職が、医療処置の範囲を説明して了解を得る。
5 確認した内容を書面にする。
解答
1:×年齢の問題ではありません。何歳であろうが意思確認は必要です。
2:×本人はもちろんのこと、家族の意向も確認しなければなりません。
3:×現在の意思を尊重します。
4:×医療処置の範囲を説明は介護職の業務ではありません。
5:○利用者の方が終末期の看取りに対してどのような考えを持っているのか書面にしておきます。
問題60 施設での終末期介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 マッサージや好きな音楽の鑑賞は、疼痛や不安の緩和に有効である。
2 死への恐怖を訴えた場合、それを否定する。
3 清拭を家族が行うことは避ける。
4 食・魔ヘカロリー摂取に重点を置く。
5 使用薬剤の特徴は把握しなくてもよい。
解答
1:○
2:×否定するのではなく、死の恐怖について話を聞き受け止める。
3:×家族には清拭を介護職や看護職とともに行ってもらったりします。
4:×本人のお好みのものに重点をおきます。
5:×誤薬投与や過剰投与の危険性を回避するためにも介護職の薬の特徴把握は必要です。
内容について変更することが多々ありますのでご注意ください。
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