第28回出題基準

第29回介護福祉士出題基準及び 24〜28回試験出題箇所総まとめ(平成28年2月)


人間の尊厳と自立

出題基準

@            間の尊厳と自立 大項目 中項目 小項目(例示) (注意:介護の基本は同じ試験群)

1:人間の尊厳と自立
1)人間理解と尊厳→○人間の多面的理解・自立自律(第24回)(第26回)(第27回)

2:介護における尊厳の保持・自立支援
1)人権と尊厳→○権利擁護・アドボガシー○人権尊重○身体的・精神的・社会的な自立支援(第24回)(第26回)(第27回)(第28回糸賀一雄:知的障碍者支援)(第28回アドボガシー視点からの支援)

 

人間関係とコミュニケーション

出題基準

A人間関係とコミュニケーション 大項目 中項目 小項目(例示)  (注意:コミュニケーション技術は同じ試験群)
1:人間関係の形成

1)人間関係と心理→○自己覚知、他者理解、ラポール、その他(第26回)(第27回)

2:コミュニケーションの基礎
1)対人関係とコミュニケーション→○対人関係・コミュニケーションの意義○対人関係・コミュニケーションの概要(第24回)

   2)コミュニケーションを促す環境(第24回)(第25回)

  3)コミュニケーションの技法→○対人距離(第25回)(第26回)(第28回)(第28回:共感的態度)

  4)道具を用いた言語的コミュニケーション→○機器を用いたコミュニケーション○記述によるコミュニケーション(第27回)

 

社会の理解

出題基準

A        社会の理解 大項目 中項目 小項目(例示)

1:生活と福祉
1)家庭生活の基本機能→○ 生産・労働、教育・養育、保健・福祉、生殖、安らぎ・交流、その他
2)家族 →○家族の概念とその変容 ○家族の構造や形態 ○家族の機能、役割 ○家族観の多様化
3)地域 →○地域の概念 ○コミュニティの概念 ○都市化と地域社会 ○過疎化と地域社会 ○地域社会の集団・組織 (第24回)(第25回)(第26回)(第27回)
4)社会→○組織 社会、組織の概念 ○社会、組織の機能、役割 ○グループ支援、組織化 ○エンパワメント (第27回)(第28回地方自治法)
5)ライフスタイルの変化 →○雇用労働の進行、女性労働の変化、雇用形態の変化○ 少子化、健康寿命の延長○ 余暇時間 ○生涯学習、地域活動への参加 ○その他 (第26回)(第28回:日本の人口)
 6)社会構造の変容 →○産業化・都市化○ 地域社会の変化 (第24回)(第26回)
 7)生活支援と福祉 →○生活の概念 ○福祉の考え方とその変遷 ○自助、互助、共助、公助(第26回)

2:社会保障制度
 
1)社会保障の基本的な考え方 →○社会保障の概念と範囲○社会保障の役割と意義 ○社会保障の理念 (第24回)(第25回)(第27回)

 2)日本の社会保障制度の発達→○ 日本の社会保障制度の基本的な考え方、憲法との関係 ○戦後の緊急援護と社会保障の基盤整備 ○国民皆保険、 国民皆年金 ○社会福祉法 ○福祉六法 ○社会保障費用の適正化・効率化 ○地方分権 ○地域福祉の充実 ○社会保障構造改革   (第24回)(第26回)(第26回)(第27回)

  3)日本の社会保障制度のしくみの基礎的理解→○ 社会保障の財源 ○社会保険、社会扶助 ○公的保険制度、民間保険制度 (第25回)(第26回)(第28回:国民健康保険)

  4)現代社会における社会保障制度 →○人口動態の変化、少子高齢化 ○社会保障の給付と負担 ○持続可能な社会保障制度 (第25回)

3:介護保険制度

1)介護保険制度創設の背景及び目的   (第26回)(第27回)

2)介護保険制度の動向→○ 介護保険制度改革 (第28回:介護保険制度改正 老人福祉施設の入所条件を改正)

3)介護保険制度のしくみの基礎的理解→○ 介護保険の保険者と被保険者(第28回:介護保険制度の保険者) ○介護保険の保険給付と利用者負担 ○受給権者(要介護者・要支援者(政令で定める特定疾患を含む○介護サービス利用までの流れ ○介護サービス等の種類・内容 ○介護サービス情報の公表 ○介護予防の概念 (第25回)(第27回)(第28回:介護保険の利用契約)

4)介護保険制度における組織、団体の機能と役割 国の役割→○ 都道府県の役割 ○市町村の役割 ○指定サービス事業者の役割 ○国民健康保険団体連合会の役割 (第25回)(第26回)(第26回)

 5)介護保険制度における専門職の役割→○ 介護支援専門員の役割 ○関連専門職種の役割 (第24回)(第25回)(第27回)

 

4: 障害者総合支援制度

1)障害者総合支援制度創設の背景及び目的→○ 社会福祉基礎構造改革と障害者施策 ○障害者基本計画、新障害者プラン ○支援費制度 ○障害者自立支援法の目的 (第24回)(第25回)(第27回)

 2)障害者総合支援制度のしくみの基礎的理解→○ 障害者自立支援法の自立支援給付と利用者負担 ○障害者自立支援制度における事業者及び施設 (第26回)○障害者総合支援制度における専門職の役割 ○障害福祉サービス利用の流れ ○障害福祉サービスの種類・内容 (第24回)(第27回)(第28回:障害者総合支援法による居宅サービス)(第28回:指定障害福祉サービス事業者)

    3)障害者総合支援制度における組織、団体の機能と役割 国の役割→ ○都道府県の役割 ○市町村の役割 ○指定サービス事業者の役割 ○国民健康保険団体連合会の役割 (第25回)

5:障害者支援法 (第28回:障害者基本計画) 
参考障害者相互支援法と障害者基本法の法律上の違いは障害者基本法は理念法であり、総合支援法が実施法という事になります。
 

6: 介護実践に関連する諸制度

  1)個人の権利を守る制度の概要→○ 社会福祉法における権利擁護のしくみ ○個人情報保護に関する制度 ○成年後見制度 ○消費者保護に関する制度○高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法) (第24回)(第25回)(第26回)(第27回)(第28回:知的障害者の虐待)

2)保健医療福祉に関する施策の概要 →○生活習慣病予防その他健康づくりのための施策 ○高齢者医療制度と特定健康診査等 ○結核・感染症対策 ○難病対策 ○HIV/エイズ予防対策 (第25回) (第27回)(第28回:医療提供施設)

3)介護と関連領域との連携に必要な法規→○ 医療関係者に関する法規 ○医療関係施設に関する法規 (第24回)(第25回)

4)生活保護制度の概要 生活扶助、介護扶助 (第24回) (第25回)(第28回:最低限度の生活保障)

 

介護の基本

出題基準

B    護の基本 大項目 中項目 小項目(例示)

1: 介護福祉士を取り巻く状況
1)
介護の歴史→○ 日本における介護の歴史的経緯 ○介護福祉士の成り立ち (第25回)(第27回)

2)介護問題の背景→○ 少子高齢化、家族機能の変化、介護の社会化、高齢者虐待、介護ニーズの変化、その他 (第27回)(第28回:65歳以上の世帯)

 

2:介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ

1)社会福祉士及び介護福祉士法→○ 介護福祉士の定義 ○介護福祉士の義務 ○名称独占と業務独占 ○養成制度 ○登録状況 (第25回)(第26回)(第27回)(第28回)

2)専門職能団体の活動→○ 専門職集団としての役割、機能、その他

3: 尊厳を支える介護

1)QOL→○ QOL(生活の質)の考え方 (第27回)
 2)ノーマライゼーション →○ノーマライゼーションの考え方、ノーマライゼーションの実現、その他

 3)利用者主体→○ 利用者主体の考え方、利用者主体の実現、その他 (第24回)(第26回)

4:自立に向けた介護

1)自立支援 →○自立・自律の考え方、自己決定・自己選択、自立支援の考え方、自立支援の具体的展開 ○生活意欲への働きかけ、エンパワメント ○その他  (第24回)(第26回)(第27回)(第28回)(第28回)

2)個別ケア→○ 個別ケアの考え方、個別ケアの具体的展開、その他 (第24回)(第26回)(第27回)

3)ICF→○ ICF(国際生活機能分類)の考え方、ICFの視点にもとづく利用者のアセスメント、その他 (第24回)(第25回)(第26回)(第27回)

4)リハビリテーション→○ リハビリテーションの考え方 ○リハビリテーションの実際 ○病院・施設におけるリハビリテーション ○在宅におけるリハビリテーション ○介護予防

○リハビリテーション専門職との連携 ○その他 (第24回)(第26回)(第28回:リハビリテーションの理念)

5:介護を必要とする人の理解

1)人間の多様性・複雑性の理解→○ その人らしさの理解(生活史、価値観、生活感、生活習慣、生活様式等の多様性、その他) (第26回)(第28回)

  2)高齢者のくらしの実際→○ 健康、生活のリズム、生活文化、家族・世帯構成、役割、すまいと環境、就労・雇用、収入・生計、社会活動・余暇活動、レクリエーション、その他 (第26回)

3)障害のある人のくらしの理解→○ 障害のある人の生活ニーズ ○生活を支える基盤(各種年金制度、生活保護、介護保険) ○生活を支えるサービスの現状と課題 ○その他 (第27回)(第28回:年金、手当、扶助)

4)介護を必要とする人の生活環境の理解→○ 生活、生活環境の考え方 ○家族 ○地域 ○社会 (第24回)

6:介護サービス

1)介護サービスの概要→○ ケアプラン、ケアマネジメントの流れとしくみ ○介護保険のサービスの種類 ○サービスの報酬、算定基準 ○その他  (第24回)(第26回)(第27回)(第28回:通所デイサービス)

2)介護サービス提供の場の特性→○ 居宅 ○施設 ○その他  (第24回)(第26回)(第27回)(第28回)

7:介護実践における連携

1)多職種連携(チームアプローチ)→○ 多職種連携(チームアプローチ)の意義と目的 ○他の福祉職種の機能と役割、連携 ○保健医療職種の機能と役割、連携 ○その他の関連職種との連携 (第28回:サービス担当者会議)

2)地域連携→○ 地域連携の意義と目的 ○地域住民・ボランティア等のインフォーマルサービスの機能と役割、連携 ○地域包括支援センターの機能と役割、連携○市町村、都道府県の機能と役割、連携 ○その他 (第27回)(第28回)

8:介護従事者の倫理

1)職業倫理→○ 介護福祉士の倫理 ○介護実践の場で求められる倫理 ○その他 (第25回) (第27回)

2)利用者の人権と介護→○ 身体拘束禁止、高齢者虐待防止、児童虐待防止、その他 (第24回)

3)プライバシーの保護→○ 個人情報保護、その他 (第24回)

 

9:介護における安全の確保とリスクマネジメント

1)介護における安全の確保→○ 観察 ○正確な技術 ○予測、分析

2)事故防止、安全対策→○ セーフティマネジメント ○緊急連絡システム ○転倒・転落防止、骨折予防 ○防火・防災対策 ○利用者の生活の安全(鍵の閉め忘れ、消費者被害、その他) (第24回)(第26回)(第26回)(第27回)(第27回)(第28回:福祉用具マーク)(第28回:リスクマネジメント)

3)感染対策→○ 感染予防の意義と介護 ○感染予防の基礎知識と技術 ○感染管理 ○衛生管理 ○その他 (第24回)(第25回)(第26回)(第27回)(第28回)

10: 介護従事者の安全

1)介護従事者の心身の健康管理→○ 心の健康管理(ストレス、燃えつき症候群、その他) ○身体の健康管理(感染予防と対策、腰痛予防と対策、その他) ○労働安全 (第24回)(第26回)(第27回)(第28回:労働安全衛生法)(第28回:ストレスマネジメント)

 

コミュニケーション技術

出題基準

Dコミュニケーション技術  大項目 中項目 小項目(例示)

1: 介護におけるコミュニケーションの基本

1)介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割  (第27回)

2)利用者・家族との関係づくり  (第24回) (第25回)


2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション

1)利用者・家族とのコミュニケーションの実際→○ 話を聴く技法(第25回) (第27回)(第28回:傾聴の技術)○利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他)(第25回) (第27回) ○納得と同意を得る技法 ○相談、助言、指導(第24回)(第27回)○意欲を引き出す技法 ○利用者本人と家族の意向の調整を図る技法 ○その他

2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション (第26回)(第26回)(第28回:双極性障害)(第28回脳梗塞で聴覚・視覚障害)(第28回:糖尿病性網膜症)(第28回:補聴器)○運動機能が低下している人とのコミュニケーション (第26回)○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他(第24回) (第24回)(第24回)(第25回)(第25回)(第25回)(第26回)(第26回)(第26回)(第27回)(第28回:アルツハイマー型認知症)(第28回:認知症)

3:介護におけるチームのコミュニケーション

1)記録による情報の共有化→○ 介護における記録の意義、目的 ○介護に関する記録の種類 ○記録の方法、留意点(第28回) ○記録の管理 ○護記録の共有化 (第26回)○情報通信技術(ICT)を活用した記録の意義、活用の留意点(第26回) ○介護記録における個人情報保護 ○介護記録の活用 ○その他 (第24回)

2)報告→○ 報告の意義、目的 ○報告・連絡・相談の方法、(第27回)(第27回)(第27回)留意事項 ○その他 (第24回)

3)会議→○ 会議の意義、目的 ○会議の種類 ○会議の方法、留意点 ○その他 (第24回)(第25回)(第25回)(第26回)

 

生活支援技術

出題基準

E生活支援技術  大項目 中項目 小項目

1:生活支援

1)生活の理解→○ 生活の定義、生活形成のプロセス、生活経営、その他 (第25回)(第27回)

2)生活支援 →○生活支援の考え方、ICF(国際生活機能分類)の視点にもとづくアセスメント、その他  (第24回)(第24回)(第26回)(第28回)

 

2:自立に向けた居住環境の整備

1)居住環境整備の意義と目的  

2)生活空間と介護→○ 居場所とアイデンティティー、生活の場、すまい、住み慣れた地域での生活の保障、その他 (第28回)

3)居住環境のアセスメント→○ ICFの視点にもとづく利用者の全体像のアセスメント  (第24回)

4)安全で心地よい生活の場づくり→○ 安全で住み心地のよい生活の場づくりのための工夫(快適な室内環境の確保、浴室、トイレ、台所等の空間構成、プライバシーの確保と交流の促進、安全性への・配慮、その他)(第28回:ダニの除去法) ○住宅改修 ○住宅のバリアフリー化 ○ユニバーサルデザイン ○その他 (第24回)(第24回)(第25回)(第26回)(第26回)(第27回)(第27回)

5)施設等での居住の場合の工夫・留意点→○

 ユニットケア、居室の個室化、なじみの生活空間づくり、その他 (第25回)

6)他の職種の役割と協働  

 

3:自立に向けた身じたくの介護

1)身じたくの意義と目的  

2)身じたくに関する利用者のアセスメント→○CFの視点にもとづくアセスメント

3)生活習慣と装いの楽しみを支える介護→○ 生活習慣と装いの楽しみを支える介護の工夫

4)整容行動、衣生活を調整する能力のアセスメントと介助の技法 →○整容(洗面、整髪、ひげの手入れ、爪、化粧等) ○口腔の清潔 ○衣服着脱 (第24回)(第24回)(第25回)(第25回)(第25回)(第26回)(第27回)(第27回)(第28回)

5)利用者の状態・状況に応じた身じたくの介助の留意点→○ 感覚機能が低下している人の介助の留意点 ○運動機能が低下している人の介助の留意点 ○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点  (第28回)

6)他の職種の役割と協働  

 

4:自立に向けた移動の介護

1)移動の意義と目的  

2)移動に関する利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント

3)安全で気兼ねなく動けることを支える介護→○ 安全で気兼ねなく動けることを支える介護の工夫(外出の環境づくり、社会参加、余暇活動、レクリエーション、その他) (第25回)

4)安全で的確な移動・移乗の介助の技法→○ 歩行の介助 ○車いすの介助 ○安楽な体位の保持 ○体位変換  (第24回)(第24回)(第24回)(第26回)(第26回)(第27回)

5)利用者の状態・状況に応じた移動の介助の留意点→○ 感覚機能が低下している人の介助の留意点(第25回)(第27回)(第28回:視覚障害の外出) ○運動機能が低下している人の介助の留意点 (第26回)(第27回)(第28回:パーキンソン病の歩行支援)○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点

6)他の職種の役割と協働  

 

5:自立に向けた食事の介護

1)食事の意義と目的  

2)食事に関する利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント (第24回)

3)「おいしく食べる」ことを支える介護 →○「おいしく食べる」ことを支える介護の工夫(食卓の環境づくり、食器の工夫、献立に興味をもってもらう工夫、栄養・ビタミン、その他) (第25回)(第26回)(第27回)(第28回:骨粗しょう症)

4)安全で的確な食事介助の技法→○ 食事の姿勢 ○基本的な食事介助の方法と留意点 ○自助具の活用

5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点→○ 感覚機能が低下している人の介助の留意点(第27回) ○運動機能が低下している人の介助の留意点 (第25回)(第26回)(第27回)○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点(第27回) ○咀嚼・嚥下機能の低下している人の介助の留意点 (第24回)(第26回)(第27回)(第27回)(第28回)○脱水の予防のための日常生活の留意点 (第24回)(第28回)○慢性腎不全の人の留意点(第26回)

6)他の職種の役割と協働  

 

6:自立に向けた入浴・清潔保持の介護

1)入浴の意義と目的  

2)入浴に関する利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント

3)爽快感・安楽を支える介護 →○爽快感・安楽を支える介護の工夫(入浴を楽しむ環境づくり、スキンシップ、コミュニケーション、その他)  (第24回)

4)安全で的確な入浴・清潔保持の介助の技法→○ 入浴 ○シャワー浴 ○全身清拭(第25回) ○陰部洗浄 ○足浴・手浴(第26回) ○洗髪 ○その他(第28回:浴室改修)(第28回:ヒートショック)

5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点 →○感覚機能が低下している人の介助の留意点(第26回) ○運動機能が低下している人の介助の留意点 (第25回)(第26回)○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点 (第25回)○その他(第27回)(第28回:消化管ストーマ使用の入浴)

6)他の職種の役割と協働  

 

7:自立に向けた排泄の介護

1)排泄の意義と目的  

2)排泄に関する利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント

3)気持ちよい排泄を支える介護 →○気持ちよい排泄を支える介護の工夫(がまんさせない工夫、恥ずかしくなく排泄できる環境づくり、その他)  (第24回)(第25回) (第27回)

4)安全で的確な排泄の介助の技法→○ トイレポータブルトイレ(第26回) ○採尿器・差し込み便器 ○おむつ  (第24回)(第25回)(第28回)

5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点→○ 感覚機能が低下している人の介助の留意点 ○運動機能が低下している人の介助の留意点(第27回)(第28回:脳梗塞の排泄) ○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点(第25回) ○便秘・下痢の予防のための日常生活の留意点 (第26回)○尿回数が多い人への日常生活の留意点 ○失禁時の介護の留意点  (第24回)

6)他の職種の役割と協働  

 

8:自立に向けた家事の介護

1)家事の意義と目的  

2)家事に関する利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント

3)家事に参加することを支える介護→○ 家事に参加することを支える介護の工夫(意欲を出すはたらきかけ、その他)

4)家事の介助の技法→○ 調理(加工食品の活用と保存、配食サービスの利用を含む。) ○洗濯 (第25回)(第26回)(第28回:繊維製品表示)○掃除・ごみ捨て ○裁縫 ○衣類・寝具の衛生管理 ○買い物・クーリングオフ等(第26回)(第27回) (第28回:悪質商法)○家庭経営、家計の管理(第24回)(第27回)

5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点 →○感覚機能が低下している人の介助の留意点 ○運動機能が低下している人の介助の留意点(第27回) ○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点

6)他の職種の役割と協働  

 

9:自立に向けた睡眠の介護

1)睡眠の意義と目的  

2)睡眠に関する利用者のアセスメント ICFの視点にもとづくアセスメント

3)安眠のための介護 安眠のための介護の工夫 (第24回)(第25回)(第27回)

4)安眠を促す介助の技法→○ 安眠を促す環境 ○生活動作・生活リズム ○精神的な支援 ○その他 (第28回:関節リウマチ)

5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点→○ 感覚機能が低下している人の介助の留意点 ○運動機能が低下している人の介助の留意点 ○認知・知覚機能が低下している人の介助の留意点(第26回) ○不眠時の対応

6)他の職種の役割と協働  

 

10:自立にむけた介護

1)   知的障害者

2)   精神障害者

3)   その他の問題(第27回 :訪問介護員の助言)

 

11: 終末期の介護

1)終末期における介護の意義と目的→○ 終末期における尊厳の保持 ○事前意思確認 (第26回)

2)終末期における利用者のアセスメント→○ ICFの視点にもとづくアセスメント

3)医療との連携→○ 看取りのための制度(重度化対応加算、看取り介護加算) ○医師、看護師等との連携・協働

4)終末期における介護→○ 終末期にある人と家族の特徴 ○終末期にある人への介助の方法と留意点(第26回)(第27回)(第28回:終末期の食事) ○終末期にある人の家族への関わりの方法と留意点(第24回) (第25回)(第25回)(第28回:死後の家族支援)

5)臨終時の介護 →○臨終時の対応

6)グリーフケア→○ 悲嘆、受容プロセスの理解 ○グリーフケアの意義 ○グリーフケアの方法と留意点 ○グリーフケアにおける他職種との連携(第25回)

介護過程

出題基準

F介護過程  大項目 中項目 小項目(例示)

1:介護過程の意義

1)介護過程の意義と目的  (第26回)(第28回:介護過程の目的)

2: 介護過程の展開

1)情報収集とアセスメント→○ 情報収集の方法 ○情報の解釈・分析 ○情報の関連づけ・統合 ○課題の明確化(第24回)(第24回)(第25回) (第25回)(第26回)(第27回)(第28回)(第28回:客観的情報記録)

2)課題、目標→○ 生活支援の課題、目標のとらえ方 ○目標の設定(長期目標・短期目標) ○その他  (第24回)(第26回)(第27回)(第27回)(第28回)

3)計画→○ 具体策(支援内容・方法)  (第24回)(第25回) (第26回)(第26回)(第27回)(第27回)

4)実施 →○計画にもとづいた実施 ○安全・安心・自立に配慮した実施 ○利用者の反応や効果への気づき (第28回)

5)評価→○ 評価の目的 ○評価の内容、方法(目標の達成度、具体策の適否) ○修正の必要性 ○その他  (第25回) (第25回) (第26回)(第26回)(第26回)(第27回)

3:介護過程の実践的展開

1)自立に向けた介護過程の展開の実際 (第24回) (第25回) (第25回)(第26回)(第27回)(第28回)

2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際 →○記録等その他 (第24回) (第25回)(第25回)(第26回)(第28回:介護計画の評価)


4:介護過程とチームアプローチ

1) 介護過程とチームアプローチ→○ ケースカンファレンス ○サービス担当者会議 ○ケアプランと介護過程 ○他の職種との連携 ○その他 (第24回)(第25回)(第26回)(第27回)(第28回:ケースカンファレンス)

 

発達と老化の理解

出題基準

G発達と老化の理解  大項目 中項目 小項目(例示)

1: 人間の成長と発達の基礎的理解

1)人間の成長と発達→○ 発達の定義 ○発達課題 ○その他 (第25回)(第27回:ピアジュの認知発達段階)(第28回:エリクソンの発達段階説)

 

2:老年期の発達と成熟

1)老年期の定義(WHO、老人福祉法、高齢者の医療の確保に関する法律の高齢者医療制度)  (第24回)  (第26回)

2)老年期の発達課題→○ 人格と尊厳、老いの価値、喪失体験、セクシュアリティ、その他  (第24回) (第27回)(第28回:社会情動的選択理論)

 

 

3: 老化に伴うこころとからだの変化と日常生活

1)老化に伴う心身の変化の特徴 →○防衛反応(反射神経)の変化 ○回復力(抵抗力)の変化 ○適応力(順応力)の変化 (第25回)(第28回:加齢に伴う筋肉の変化)

2)老化に伴う心身の機能の変化と日常生活への影響→○ 身体的機能の変化と日常生活への影響 ○知的・認知機能の変化と日常生活への影響 ○精神的機能の変化と日常生活への影響

(第24回) (第24回) (第24回) (第24回) (第25回)(第25回)(第25回)(第25回)(第25回)(第25回)(第25回)(第26回)(第27回)(第28回:加齢の影響を受ける記憶)

3)高齢者の心理→○ 老化を受けとめる高齢者の気持ち ○社会や家庭での役割を失う高齢者の気持ち ○障害を受けとめる高齢者の気持ち ○友人との別れを受けとめる高齢者の気持ち ○経済的不安を抱える高齢者の気持ち (第27回)

 

4:高齢者と健康

1)高齢者の疾病と生活上の留意点→○ 高齢者の症状の現れかたの特徴 ○高齢者の体の不調の訴え(痛み、かゆみ、不眠、冷え、その他) (第24回)(第26回)(第26回)(第27回)(第27回)(第28回:高齢者のめまい、立ちくらみ)

2)高齢者に多い病気とその日常生活上の留意点   (第24回) (第26回)(第26回)(第26回)(第26回)(第27回:肺炎)(第27回:パーキンソン病)(第28回:高齢者の誤嚥性肺炎)
(第28回:高齢者の
変形性(へんけいせい)(ひつ)関節症

3)保健医療職との連携 (第28回:在宅医療) 

 

「認知症の理解」

出題基準
H認知症の理解 大項目 中項目 小項目(例示)
1: 認知症を取り巻く状況
 1)認知症ケアの歴史
 2)認知症ケアの理念  (第27回:パーソンセンタードケア)
 3)認知症高齢者の現状と今後→○ 認知症高齢者の数の推移、その他 (第28回:認知症高齢者の居場所別内訳)
 4)認知症に関する行政の方針と施策→○ 認知症高齢者支援対策の概要(相談対策の整備、在宅対策、施設対策、権利擁護対策、地域密着型サービス、その他) 
    (第24回)  (第24回) (第24回)(第25回)(第25回)

2:医学的側面から見た認知症の基礎
1)認知症による障害→○ 記憶障害 ○見当識障害 ○失語、失行、失認、その他  (第24回) (第27回)
2)認知症と間違えられやすい症状→○ うつ病 ○せん妄 (第25回)(第27回)
3)認知症の原因となる主な病気の症状の特徴→○ アルツハイマー病 ○血管性認知症 ○レビー小体病 ○ピック病 ○クロイツフェルト・ヤコブ病 ○その他(慢性硬膜下血腫等)
   (第24回) (第24回)(第25回)(第25回)(第25回)(第26回)(第26回)(第27回)(第28回)

 4)若年性認知症 (第26回)  (第28回)

 5)病院で行なわれる検査、治療の実際→○ 検査 ○治療(認知行動療法等) ○予防  (第24回)(第26回)(第26回)(第28回:回想法)(第28回:アルツハイマー型認知症のFunctional Assessment Staging(FAST)の分類)(第28回:慢性硬膜下血腫)

3:認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
 1)認知症の人の特徴的な心理・行動→○ 認知症が及ぼす心理的影響 ○認知症の人の特徴的な行動障害  (第24回)(第25回)(第25回)(第26回)(第26回)(第27回)(第28回)

○周辺症状の背景にある、認知症のある人の特徴的なこころの理解(混乱、不安、怯え、孤独感、怒り、悲しみ、その他) (第25回)(第26回)(第26回)(第27回)(第27回)(第27回)(第28回)

2)認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響→○ 認知症の人の特性を踏まえたアセスメント(保たれている能力と低下している能力の把握、家族との関係の把握、その他)(第28回)(第28回)

○環境変化が認知症の人に与える影響(なじみの人間関係、居住環境、その他)  (第24回)(第25回)

 

4:連携と協働

1)地域におけるサポート体制 →○地域包括支援センター・認知症疾患医療センターの役割・機能 ○コミュニティ、地域連携、まちづくり ○ボランティアや認知症サポーターの役割・機能 (第24回) (第26回)(第27回:認知症サポーター)(第27回)

2)チームアプローチ→○ 多職種協働の継続的ケア

 

5:家族への支援

1)家族への支援 →○家族の認知症の受容の過程での援助 ○家族の介護力の評価 ○家族のレスパイト ○その他 (第26回)

 

障害の理解

出題基準

I障害の理解  大項目 中項目 小項目(例示)

1: 障害の基礎的理解

1)障害の概念 →○障害の捉え方、ICIDH(国際障害分類)からICF(国際生活機能分類)への変遷、その他 (第24回)(第25回)(第26回)

2)障害者福祉の基本理念→○ ノーマライゼーション、リハビリテーション、ソーシャルインクルージョン、国際障害者年の理念、その他 (第24回)(第25回) (第26回)(第27回:ノーマライゼーション)(第28回:障害者の権利)

2:障害の医学的側面の基礎的知識

1)身体障害 →○視覚障害の種類と原因と特性 ○聴覚障害、言語機能障害の種類と原因と特性 ○肢体不自由の種類と原因と特性 ○内部障害の種類と原因と特性

                              (第24回) (第24回)(第25回) (第25回) (第27回:身体障害の種類と組み合わせ)(第28回:腓骨神経麻痺の装具)

2)精神障害→○ 精神障害の種類と原因と特性 ○高次脳機能障害の種類と原因と特性(第24回) (第24回)(第25回) (第26回)(第27回:統合失調症)(第27回:高次機能障害)(第28回:高次機能障害の注意障害)

3)知的障害→○ 知的障害の種類と原因と特性 (第24回)(第25回) (第26回)(第27回)(第28回:ダウン症候群)

4)発達障害→○ 発達障害の種類と原因と特性  (第24回)(第25回) (第26回)(第28回:自閉症スペクトラム障害)

5)難病→○ 難病の種類と原因と特性 (第26回)(第26回)(第27回:関節リウマチ)(第27回:リンパ浮腫)(第28回:筋萎縮性側索硬化症)(第28回:パーキンソン病)

6)障害のある人の心理→○ 障害が及ぼす心理的影響 ○障害の受容 ○適応と適応機制、その他  (第25回) (第27回:適応機制)

7)障害に伴う機能の変化と日常生活への影響→○ 障害のある人の特性を踏まえたアセスメント(保たれている能力と低下している能力の把握、家族との関係の把握)  (第24回)(第26回)(第28回:呼吸機能障害)

 

3:連携と協働

1)地域におけるサポート体制 →○行政・関係機関との連携 ○地域自立支援協議会との連携 (第24回)(第25回) (第27回)(第28回:地域生活支援事業)(第28回)

2)チームアプローチ→○ 他の福祉職種との連携 ○保健医療職種との連携○福祉専門職 (第26回)(第27回)

4:家族への支援

1)家族への支援 →○家族の障害の受容の過程での援助 ○家族の介護力の評価 ○家族のレスパイトケア (第25回) (第26回)

 

こころとからだのしくみ

出題基準

Jこころとからだのしくみ  大項目 中項目 小項目(例示)

1: こころのしくみの理解

1)人間の欲求の基本的理解→○ 基本的欲求○社会的欲求(第24回)(第26回)(第28回:マズローの欲求段階) 

2)自己概念と尊厳 →○自己概念に影響する要因 ○自立への意欲と自己概念 ○自己実現といきがい

3)こころのしくみの基礎→○ こころのしくみに関する諸理論 ○思考のしくみ ○学習・記憶・思考のしくみ(第25回)(第27回) ○感情のしくみ(第25回) ○意欲・動機づけのしくみ ○適応のしくみ (第24回)○その他(第28回:心的外傷後ストレス障害(PTSD))

 

2:からだのしくみの理解

1)からだのしくみの基礎→○ 生命の維持・恒常のしくみ(体温、呼吸、脈拍、血圧、その他)(第25回) ○人体部位の機能・名称(心臓・肝臓・膵臓・脾臓・肝臓) (第26回)○ボディメカニクス ○関節の可動域 ○その他 (第24回)(第27回:関節運動と筋肉)(第28回:日常生活動作)

 

3:身じたくに関連したこころとからだのしくみ

1)身じたくに関連したこころとからだの基礎知識 →○身じたくの行為の生理的意味 ○口腔の構造と機能(第26回) ○爪の構造と機能 ○毛髪の構造と機能 ○その他

2)身じたくに関連したこころとからだのしくみ→○ 口腔の清潔○更衣に関連したこころとからだのしくみ ○整髪に関連したこころとからだのしくみ ○洗面に関連したこころとからだのしくみ

3)機能の低下・障害が及ぼす整容行動への影響→○ 口腔の清潔に関する機能の低下・障害の原因 ○機能の低下・障害が及ぼす整容行動への影響(口腔の清潔、更衣、整髪、洗面、その他)  (第24回)(第28回:口内炎)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携  

 

4:移動に関連したこころとからだのしくみ

1)移動に関連したこころとからだの基礎知識→○ 移動行為の生理的意味 ○重心の移動、バランス ○良肢位 ○その他

2)移動に関連したこころとからだのしくみ→○ 安全・安楽な移動、姿勢・体位の保持のしくみ ○立位・座位保持のしくみ ○歩行のしくみ ○筋力・骨の強化のしくみ ○その他

3)機能の低下・障害が及ぼす移動への影響 →○移動に関する機能の低下・障害の原因 ○機能の低下・障害が及ぼす移動への影響(骨折、廃用症候群、褥瘡、その他)(第25回)(第26回)(第26回)(第26回)(第27回:廃用症候群)(第28回:廃用症候群)

 ○運動が及ぼす身体への負担 ○その他 (第24回)(第24回)(第24回)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携  

 

5:食事に関連したこころとからだのしくみ

1)食事に関連したこころとからだの基礎知識→○ 身体をつくる栄養素(第26回)(第28回)1日に必要な栄養量 ○1日に必要な水分量 ○その他

2)食べることに関連したこころとからだのしくみ→○ 食べることの生理的意味 ○食欲・おいしさを感じるしくみ(空腹・満腹、食欲に影響する因子、視覚・味覚・嗅覚、その他) (第28回:小腸→栄養分の吸収)

○のどが渇くしくみ ○食べるしくみ ○食物を口まで運ぶ(視覚の情報、手の機能、姿勢と運動)

○食物の性質の判断(視覚、嗅覚からの情報、過去の記憶) ○食物にあった口の準備(筋肉、神経、唾液の分泌)

○咀嚼運動 ○嚥下運動・嚥下反射○消化 ○その他 (第24回)

3)機能の低下・障害が及ぼす食事への影響→○ 食べることに関する機能の低下・障害の原因 (第25回)(第27回:タンパク質制限)

○機能の低下・障害が及ぼす食事への影響(低血糖・高血糖、嚥下障害、誤嚥のある人の食行動、食欲不振のある人の食行動(第25回)(第27回:糖尿病)(第27回:誤嚥)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携→○ 誤嚥を予防するための日常生活での留意点 ○嚥下障害に気づく観察のポイント

 ○脱水に気づく観察のポイント (第28回)

 

6:入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ

1)入浴、清潔保持に関連したこころとからだの基礎知識→○ 清潔保持の生理的意味 ○清潔保持に関連した身体の器官 ○その他

2)清潔保持に関連したこころとからだのしくみ→○ リラックス、爽快感を感じるしくみ○皮膚の汚れのしくみ ○発汗のしくみ ○その他  (第27回)

3)機能の低下・障害が及ぼす入浴、清潔保持への影響→○ 入浴、清潔保持に関する機能の低下・障害の原因 ○機能の低下・障害が及ぼす入浴、清潔保持への影響(かゆみ、かぶれ、褥瘡、その他)(第25回) (第25回)○入浴が及ぼす身体への負担 (第24回)(第26回)(第28回)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携  

 

7:排泄に関連したこころとからだのしくみ

1)排泄に関連したこころとからだの基礎知識→○ 排泄の生理的意味 ○尿の性状、量、回数 ○便の性状、量、回数 ○尿の生成のしくみ ○便の生成(消化・吸収)のしくみ ○その他

2)排泄に関連したこころとからだのしくみ→○ 排尿のしくみ ○排便のしくみ ○その他

3)機能の低下・障害が及ぼす排泄への影響→○ 排泄に関連する機能の低下・障害の原因 ○機能の低下・障害が及ぼす排泄への影響(認知症、便秘、下痢、失禁、その他) (第25回)(第25回) (第26回)(第27回:便秘の原因)(第27回:多尿の原因)(第28回:失禁)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携→○ 日常生活で便秘・下痢に気づくための観察のポイント

 

8:睡眠に関連したこころとからだのしくみ

1)睡眠に関連したこころとからだの基礎知識 →○睡眠の生理的意味 ○睡眠時間 ○睡眠のリズム ○睡眠に関連した身体の器官 ○その他 (第24回)

2)睡眠に関連したこころとからだのしくみ→○ 睡眠のしくみ ○その他  (第27回)(第28回:睡眠とホルモン)

3)機能の低下・障害が及ぼす睡眠への影響→○ 睡眠に関連する機能の低下・障害の原因 ○機能の低下・障害が及ぼす睡眠への影響 ○その他 (第25回) (第26回)(第27回)

4)生活場面におけるこころとからだの変化の気づきと医療職との連携  

 

9:死にゆく人のこころとからだのしくみ

1)「死」の捉え方→○ 生物学的な死 ○法律的な死 ○臨床的な死 ○その他

2)終末期から危篤、死亡時のからだの理解→○ 身体の機能の低下の特徴 ○死後の身体的変化 ○その他 (第26回)

3)「死」に対するこころの理解 →○死に対する恐怖・不安 ○「死」を受容する段階 ○家族の「死」を受容する段階 ○その他 (第24回)(第26回)(第27回:キューブラー・ロス心理過程)

4)医療職との連携 →○呼吸困難時に行なわれる医療の実際と介護の連携 ○疼痛緩和のために行なわれる医療の実際と介護の連携 ○その他 (第28回:看取り・連絡先)

 

総合問題(12問)

K総合問題

3領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。

 

 

実技試験  大項目 中項目 小項目(例示)

1:介護の原則

1)安全・安楽→○ 転落・転倒・強打の防止 ○麻痺側の保護 ○誤嚥の予防

2)自立支援→○ 残存機能の活用 ○意欲の促進 (第27回)

3)個人の尊厳→○ コミュニケーション ○事前の説明と承諾 ○自己決定 ○接遇(言葉遣い・態度) 

2:健康状況の把握

1)利用者の健康状況の把握→○ 外見(観)の変化を察知する観察 ○意識(反応)状況の変化を察知する能力 ○体温、脈拍、呼吸の測定

2)介護者の健康管理→○ ボディメカニックス ○感染予防

3:環境整備

1)室内環境→○ 換気 ○温度、湿度 ○冷暖房 ○清潔 ○採光

2)ベッド→○ ベッドの機能 ○ベッドメイキング、リネン交換

4:身体介護

1)体位と体位変換 →○体位の種類 ○体位(身体)の保持と膝折れ防止 ○テコの原理、ボディメカニックスの活用 ○体位の変換

2)移乗動作→○ 車いす ○ポータブルトイレ ○ストレッチャー ○いす

3)移動・歩行介助→○ ベッド上での移動 ○車いす、ストレッチャーでの移動 ○肢体不自由者の歩行介助 ○視覚障害者の歩行介助

4)食事の介助 →○食事の種類と介助 ○食前の介助 ○摂食の介助 ○食後の介助

5)排泄の介助 →○トイレ及びポータブルトイレへの誘導と介助 ○便器・尿器の介助 ○おむつの介助

6)保清の介助→○ 清拭 ○入浴・シャワー浴 ○足浴・手浴 ○洗面 ○口腔ケア・義歯の取り扱い ○洗髪

7)衣服の着脱→○ 衣服の着脱 ○寝衣の交換 ○衣服のたたみ方

8)整容の介助→○ 髪をとかす ○ひげそり

 

合格基準

1)筆記試験の合格基準

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。

 

ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

イ アを満たした者のうち、以下の試験科目10科目群すべてにおいて得点があった者。

1] 人間の尊厳と自立、介護の基本

2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術

3] 社会の理解

4] 生活支援技術

5] 介護過程

6] 発達と老化の理解

7] 認知症の理解

8] 障害の理解

9] こころとからだのしくみ

10] 総合問題

 

(注意)配点は、11点の120点満点である。

実技試験の合格基準

課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。

 

 

(参考)

出題基準に関連する事項

1 出題形式等

筆記試験の出題形式は五肢択一方式とし、出題数は120問、総試験時間数は210分とする。

2 「総合問題」

3領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。

3 各領域の出題予定数  人間と社会

人間の尊厳と自立

人間関係とコミュニケーション


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