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コミュニケーション技術

出題基準

Dコミュニケーション技術  大項目 中項目 小項目(例示)

1: 介護におけるコミュニケーションの基本

1)介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割  

2)利用者・家族との関係づくり  (第24回筆記試験)

2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション

1)利用者・家族とのコミュニケーションの実際→○ 話を聴く技法 ○利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他) ○納得と同意を得る技法 ○相談、助言、指導(第24回筆記試験)

 ○意欲を引き出す技法 ○利用者本人と家族の意向の調整を図る技法 ○その他

2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○運動機能が低下している人とのコミュニケーション

○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他

(第24回筆記試験) (第24回筆記試験)(第24回筆記試験)

3:介護におけるチームのコミュニケーション

1)記録による情報の共有化→○ 介護における記録の意義、目的 ○介護に関する記録の種類 ○記録の方法、留意点 ○記録の管理 ○護記録の共有化

○情報通信技術(ICT)を活用した記録の意義、活用の留意点 ○介護記録における個人情報保護 ○介護記録の活用 ○その他 (第24回筆記試験)

2)報告→○ 報告の意義、目的 ○報告・連絡・相談の方法、留意事項 ○その他 (第24回筆記試験)

3)会議→○ 会議の意義、目的 ○会議の種類 ○会議の方法、留意点 ○その他 (第24回筆記試験)

 

1介護におけるコミュニケーションの基本1)介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割   2)利用者・家族との関係づくり  

問題

1 メッセージを伝える伝達経路には、言語的チャンネルと非言語的チャンネルがある。

2 コミュニケーションを妨げる要因を雑音というが、雑音の種類には物理的雑音、身体的雑音、心理的雑音などがある。

3 物理的雑音には大きな音や耳障りな音、また、不適切な温度、汚れた空気などなど音以外の雑音がある。

4 身体的雑音とは疾病による聴力の障害、言語の障害、話し言葉の障害など身体障害があるためにコミュニケーションが妨げられている場合を示す。

5 心理的雑音には、心理的防衛機制に加えて、偏見や誤解に基づく先入観などがある。

6 自己開示とは自分自身に関する情報を、本人の意志のもとに特定の他者に対して言語を介して伝達することである。

7 「私はあなたに十分関心をもっていますよ」と相手にごく自然に伝える身体的動作を、英語の頭文字をとって「SOLER」(ソーラー)と名付けている。

8 かかわりをもつ「ソーラー」の五つの基本動作は、@利用者とまっすぐに向かいあう。A開いた姿勢。B相手へ少し身体を傾ける。C適切に視線をあわせる。Dリラックスして話を聞く。である。

 

解答

1:○言語的チャンネルには、話し言葉、書き言葉があります。非言語的チャンネルにはジェスチャー、表情、、身体的接触、服装、髪型などがあります。

2:○

3:○

4:○補聴器などの補助器具の不具合でコミュニケーションが妨げられているいる場合も身体的雑音に該当します。

5:○

6:○

7:○

8:○

 

 

2介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 1)利用者・家族とのコミュニケーションの実際→○ 話を聴く技法 ○利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他) ○納得と同意を得る技法 ○相談、助言、指導○意欲を引き出す技法 ○利用者本人と家族の意向の調整を図る技法 ○その他 2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○運動機能が低下している人とのコミュニケーション ○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他

問題

1 イーガン(Eagan.J)は共感の技法を第一次共感及び第二次共感というレベルに分けた。

2 第一次共感は基本的共感ともいわれ、相手の話をよく聴き、その話を理解し、話に含まれている思いを受け止め、内容の理解と思いをこちらの言葉に変えて応答する技法である。

3 第二次共感は深い共感ともいわれ、第一次共感よりもさらに進んで、相手が表出していない心のなかに込められた思いも含めて応答する技法である。

4 納得と同意を得る方法として「明確化」の技法があるが、まとまりのつかない場合に「たしかなことかどうか」を尋ねる技法である。

5 納得と同意を得る方法として「焦点化」の技法があるが、利用者の話す内容を受け止め、介護者が自分のなかで理解し、まとめたうえで、全体として利用者に戻すことである。

6 納得と同意を得る方法として「要約」の技法があるが、会話の内容、それが意図していることの意味、感情や思いの内容などを総合的にまとめ利用者に伝える技法のことである。

7 納得と同意を得る方法として「総合的な直面化」の技法があるが、相手が自分の行動や行動がもたらす影響について、今よりも深くとらえられるようなきっかけを設けることである。

8 質問の種類には「閉じられた質問」「開かれた質問」「重複する質問」「矢継ぎ早の質問」「なぜ?の質問」、「評価的な質問」「遠まわしの批判となる質問」などがある。

9 「閉じられた質問」とは、「はい」または「いいえ」で答えられる質問のことである。

10 「開かれた質問」とは、相手に自由を認め、相手が自分自身の選択や決定による答えを見つけることを促すものである。

11 「重複する質問」には二つの型があり、一つは「…ですか?それとも…ですか?」と尋ねるものである。もう一つの型は、二つの異なった質問を同時に尋ねるものである。

12 「矢継ぎ早の質問」はたくさんの質問を短時間に行う場合に用いられる。

13 「なぜ?」の質問は対人援助の過程ではあまり用いられることがない。

14 ケースワークの原則である「個別化」とは、援助者は偏見や先入観を排し,人間についての知識を広く深く身に付けることを通して,利用者を個人として理解するということである。

15 ケースワークの原則である「秘密保持」とは援助者は利用者に関する秘密を守らなければならないということである。

16 ケースワークの原則である「非審判的態度」とは援助者は利用者を審判したり,批判てはいけないということである。

17 ケースワークの原則である「意図的な感情の表出」とは援助者は利用者がその感情を自由に表現できるように援助しなければいけないということである。

18 ケースワークの原則である「受容」とは、援助者は利用者の道徳的批判や価値観を超えて、あるがままを受け入れるということである。

19 ケースワークの原則である「自己決定」とは援助者は利用者の自分で決める権利を認識しなければならないということである。

20 ケースワークの原則である「統制された情緒関与」とは、利用者が援助者から適切な反応を受けたいというニーズを前もって認識し理解しなければならないということである。

21 バイステック(Biestek,F.)は個別援助技術(ケースワーク)での援助原則としてよく知られて7原則を提唱したがそれは,個別化,意図的な感情表出,統制された情緒関与,受容,非審判的態度,自己決定,秘密保持である

22 社会的サービスの利用支援においては、利用者が自己決定しやすいように情報を適切に提供する必要がある。

23 個人の援助にあたっては、援助の計画のためにお互いで得た情報を職種間で交換し合う。

24 個人の援助にあたっては、ボランティアや他の住民の知っている情報そのままを伝えて援助を求める。

25 個人の援助にあたっては、関係する他の専門機関に援助を依頼するために情報を伝える。

26 個人の援助にあたっては、記録を職場で行う時間がない時には家庭に持ち帰って記録してよい。

27 個人の援助にあたっては、話し合いや記録で得た情報を他人に伝える時には,本人・家族の了解をとるべきである。


解答

1:○

2:○

3:○

4:○

5:○

6:○

7:○

8:○

9:○閉じられた質問の欠点としては、この質問を多用することで利用者の意向を制限してしまうことです。良い点としては何か特別な事柄や状況を明確にしようとする場合に短時間にはっきりした状況などが浮かび上がる点です。

10:○開かれた質問では利用者が話の展開をリードすることになります。

11:○「…ですか?それとも…ですか?」と尋ねる質問は選択肢が二つに限られている場合に適しています。二つの異なった質問の例としては、「この施設に入る前はどちらにいましたか? 家族とは一緒に暮らしていましたか?」といったように使用されます。

12:○この質問では質問を受ける側は、感情をこめて聴くことが困難になります。

13:○

14:○

15:○

16:○

17:○

18:○

19:○

20:○

21:○バイスティックの7原則とはクライエントとの関係構築、面接場面での援助者の在り方について、いかの7つに区別しています。
1・受容的態度2・個別化3・統制された情緒関与4・非審判的態度5・自己決定6・秘密保持7・意図的な感情表出です。個々の意味については各自でまとめてみてください。

22:○

23:○関係する職種間の情報交換は大切なことです

24:×ボランティアや住民の情報については了解を得てから

25:○援助機関が複数ある場合にはその関係者に対して情報の共有は必要不可欠です。

26:×よく紛失する事件がありますが、家などに持ち帰ってはいけません。

27:○

 

3介護におけるチームのコミュニケーション 1)記録による情報の共有化→○ 介護における記録の意義、目的 ○介護に関する記録の種類 ○記録の方法、留意点 ○記録の管理 ○護記録の共有化 ○情報通信技術(ICT)を活用した記録の意義、活用の留意点 ○介護記録における個人情報保護 ○介護記録の活用 ○その他 2)報告→○ 報告の意義、目的 ○報告・連絡・相談の方法、留意事項 ○その他 3)会議→○ 会議の意義、目的 ○会議の種類 ○会議の方法、留意点 ○その他

問題

1 介護における記録の目的には、利用者の生活の向上、よりよい介護サービスを提供、介護福祉士の教育及びスーパービジョンなどがある。

2 介護記録に書く事実には、主観的事実と客観的事実があり、利用者の主観的事実は支援活動において非常に重要である。

3 介護記録を記述する場合には「叙述体」・「要約体」・「説明体」などが使われる。

4 介護記録での「説明体」とは、起こった出来事に対して介護者が解釈して説明を加えるときに用いる文体である。

 

5 介護記録は、ケースカンファレンスなどの資料になるので,情報交換が主たる目的となる。

6 介護の記録は,援助チームのメンバーが見る場合があるので,本人の不利益になる事項は原則として公開しない。

7 利用者にかかわるすべての者が,お互いの記録や情報を共有し,利用者の自立援助に活用する。

8 介護記録に記載した介護計画の内容については,利用者本人の承認を得ることが望ましい。

9 介護記録は介護計画の実施・評価に役立てるものであり,介護従事者の主観的な判断を記入しない方がよい。

10 介護記録は利用者本人が介護従事者に話した内容は客観性に乏しいため,記録する必要はない。

11 介護記録は客観的な事実を書くことが重要なので,利用者の感情的な表現は記録しない。

12 介護の記録は,介護従事者以外のだれでもがいつでも読める状況にあると,情報の共有化に役立つ。

13 記録者は署名をし,責任を明確にする。また介護記録等は鉛筆で記入してはならない。

14 記録は事実を示すものなので,「がんこだ」など介護者の思ったままを記載する。

15 介護記録には利用者の感情面のことは記入しないようにする。

16 記録は,介護従事者が事実を要約整理して記録するのが原則である。しかし利用者の問題状況を理解するためには,逐語的に記録することも必要な場合がある。

17 記録を取る意味は,主として事例検討会のための正確な資料に役立てるためである。

18 記録は,5W1H(時間,場所,主体,客体,原因,状態)の要素が必要である。

19 介護記録は、守秘義務を重視するため,ケアチームのメンバーであっても,介護従事者以外の者と共用するなどしてはならない。

20 介護記録の書式は,利用者の情報を総合して判断するために定式的なものが必要になる。

21 食事摂取量の記録には,「多い」「少ない」などの主観的な表現を用いることは好ましくない。

22 介護記録は,介護に関する裁判の際,証拠として採用されることはない。

23 プライバシー保護のため,利用者の言動については,介護記録に詳しく書かない。

24 施設の介護職員が行う介護記録等は、利用者数、利用者の状態と介護内容、特別に変わった状況等を記録し、勤務交替時に報告する。

25 利用者のバイタルサインに異常を認めた場合、直ちに看護師等医療従事者に報告すれば、介護記録する必要がない。

26 介護過程の記録の主目的は、監査や苦情に備えるためである。

27 利用者と介護従事者との相互の信頼関係を形成するために、利用者に対する先入観を持たないように,本人と面接するまでは記録や書類には目をとおさないようにする

 

解答

1:○

2:○

3:○叙述体とは客観的事実や起こったことをそのまま用いるときに用います。要約体は不必要に記録が長くならないように要点を整理してまとめる文体です。

4:○

5:×介護記録はカンファレンスの資料にも、また情報交換の資料にもなります。

6:○

7:○

8:○介護計画についても、または本人の情報の公開についても利用者の承認を得ることが原則となります。

9:×介護記録では介護者の主観的判断も必要です。

10:×利用者本人の言動も重要な情報になりうるので間違いです。

11:×利用者の感情的な表現も重要な記録となります。

12:×誰でもという訳にはいきません。ケアするチーム等での共有なら問題はありません。

13:○誰の記録なのかわからないと、責任問題が出てきたときに事実経過等がわからなくなります。ですから介護記録には署名が必要です。また筆記用具については書き直しのきかないものがいいです。

14:×主観=事実とは限りませんし、それに失礼にあたる表現はいけません。

15:×身体面も感情面もすべて記録・・これが原則です。

16:○「逐語的に記録」というんは利用者さんの、言葉にならない発声や感情を表わすような「しぐさ」や動作なども記録するということです。

17:×記録をとる意味は、事例検討のためではなく利用者のケアに役立てるためのものです。

18:○5W1Hで記録するとはいつ、どこで、だれが、何を、した・・・と具体的にわかりやすく記録することです

19:×チームのメンバーにはデーター共有するのが原則です。

20:○定式的とは決まりきった共通の洋式ということです。みながばらばらな洋式では誰もが共有できない利用しにくい記録になってしまいます。

21:○主観的にではなく「誰が見てもそう思う範囲」つまり客観的な表現がいいです。

22:×裁判の証拠として採用されることもあるので、介護記録は大事です。

23:×プライバシー保護と介護記録を詳しく書くこととは別次元のこと・介護記録は詳しく書くことが求められます。

24:○

25:×直ちに看護師等医療従事者に報告は正解ですが、記録はしなくてはいけません。
26:×介護過程の記録の目的は介護計画が適切に実施されているか、目標が達成できているかを検証するものです。
27:×先入観をもつことと、本人の記録や書類には目を通すことは別問題です。信頼関係を築くには相手の情報を充分にえておくこが大事です

 

第24回筆記試験 

【コミュニケーション技術】(8問)

 

問題33 コミュニケーションに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」1: 介護におけるコミュニケーションの基本 2)利用者・家族との関係づくり 

1 「なぜ」「どうして」の聞き方は問い詰められているように相手が感じることがある。

2 まず相手との関係づくりが大切である。

3 自分の非言語的な行動が持つメッセージを意識しておく。

4 よく知っている人であるという思い込みが、相手の心情を見えにくくする。

5 相手との親密度に関係なくパーソナル・スペースは一定である。

 

解答

1:○

2:○

3:○

4:○思い込みは判断を誤らせてしまいます。よく知っている人でも、先入観を排除して対処したほうがいいです。

5:×パーソナル・スペースとは対人関係を展開する際,他者との間にとる最適な距離のことです。親しい関係である場合とそうでない場合では距離が違ってくるのではないでしょうか。

 

問題34 コミュニケーションの基本に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 1)利用者・家族とのコミュニケーションの実際→○ 話を聴く技法 ○利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他) ○納得と同意を得る技法 ○相談、助言、指導

1 自分自身の感情に気付く。

2 伝えたいことを明確に伝える。

3 相手の言葉が出にくい時は次々と話しかける。

4 状況に応じて技法を使い分ける。

5 相手をありのまま受け止める。

 

解答

1:○自分の感情や物事をとらえかたの傾向を把握することを自己覚知といいますが、このことにより相手に対して偏見を持たずに接していくことができます。

2:○自分の言いたいことをはっきりと言わなくても、相手はわかってくれるものと思い込んではいけません。伝えたいことは明確に伝えなければいけません。

3:×コミュニケーションの場では、相手が十分に考える時間をもつことは大切。矢継ぎ早に話しかけてはコミュニケーションが成立しません。

4:○

5:○コミュニケーションの基本は「傾聴と受容」のやさしさですね。

 

問題35 高齢になってからの中途失聴者のコミュニケーション手段として、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○運動機能が低下している人とのコミュニケーション ○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他  

1 俗話。

2 筆談。

3 点字。

4 手話。

5 指文字。

 

解答

1:

2:○

3:

4:

5:

 

問題36 失語症(aphasia)の人のコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○運動機能が低下している人とのコミュニケーション ○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他

1 感覚性失語のある人には、五十音表を用いる。

2 感覚性失語のある人には、絵カードを用いる。

3 感覚性失語のある人には、手話を用いる。

4 運動性失語のある人には、大きな声で話をする。

5 運動性失語のある人には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。

 

解答

1:×運動性失語のある人には五十音表が有効です。

2:×運動性失語のある人には絵カードが有効です。

3:×手話は、聾唖など聴覚障害者のための会話形式であって、観念的に会話ができる場合にその内容を表現する方法として考案されたものです。失語障害では、手話は有効な手段とはなり得ません。

4:×脳梗塞の後遺症があって感覚性失語がある場合には,大きな声で話しかけると効果的である

5:○

 

参考

運動性失語

左大脳半球の下前頭回後部(ブローカ領野)周辺の損傷に関連深いことから「ブローカ失語」とも呼ばれます。発話量が少なく非流暢、一般には努力性でたどたどしい話し方、言葉の聴覚的理解面は比較的良好に保たれているのが特徴です。人の言っている事は理解できるが、自分から言葉として表現することが出来なくなるタイプの失語です。できるだけ、「はい、いいえ」で答えられる質問形式をとったほうがいいです。

 

感覚性失語

左大脳半球の上側頭回後部(ウェルニッケ領野)周辺の損傷に関連深いことから「ウェルニッケ失語」とも呼ばれます。発話は流暢、一般になめらかな発話の割りに内容には乏しく、言葉の聴覚的理解面が著しく障害されるのが特徴です。

 

問題37 介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」3:介護におけるチームのコミュニケーション1)記録による情報の共有化→○ 介護における記録の意義、目的 ○介護に関する記録の種類 ○記録の方法、留意点 ○記録の管理 ○護記録の共有化 ○情報通信技術(ICT)を活用した記録の意義、活用の留意点 ○介護記録における個人情報保護 ○介護記録の活用 ○その他

1 介護を実施したその日のうちに行う.

2 訂正は修正液で行う。

3 情報保護のため電子メールで利用者情報を送信する。

4 すぐに記録できるよう記録類は机の上に広げておく。

5 勤務時間内に記録できなかった場合は自宅で行う。

 

解答

1:○

2:×訂正しては記録になりません。書いたままに残しておくのが原則です。

3:×電子メールの場合には時として、間違ったアドレスで送信する危険性があるので電子メール利用は避けなければいけません。

4:×関係者以外が出入りする可能性もあるので、机の上に広げて置いたままにしてはいけません。

5:×記録は職場から持ち出してはいけません。

 

問題38 介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」3:介護におけるチームのコミュニケーション 2)報告→○ 報告の意義、目的 ○報告・連絡・相談の方法、留意事項 ○その他

1 「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」。

2 「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」  

3 「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」

4 「少しだけ嘔吐した」

5 「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」

 

解答

1:○

2:×嘔吐の原因によっては胃腸薬が症状を悪化させることもあるので、不用意に書いてはいけません。

3:×報告には自分の感情を書いてはいけません。

4:×いつ、どこで、どのような・・・もう少し具体性が欲しいですね。

5:×嘔吐の原因は2つあります。嘔吐中枢が刺激されて起こるケースと胃腸への直接的な刺激によるケースです。吐き気を伴って起こる嘔吐は消化器に原因がある場合が多く、吐き気を伴わない場合には脳神経系に障害がある場合が多くみられます。ですから、「問題がない」とする報告は問題です。

 

参考

申し送りは利用者の病状・身体状況などの報告・引き継ぎのことですが的確かつ細やかな申し送りがされているかどうかで、次の介護の仕事を左右します。

 

問題39 Hさん(79歳、女性)は一人暮らしである。夫は6ヶ月前に死亡した。夫の死後すぐに脳梗塞(cerebral infarction)を起こし入院、軽い構音障害が残った。2ヵ月後退院し在宅での生活となり訪問介護員が初回訪問した。訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」2:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 2)利用者の状況・状態に応じたコミュニケーションの技法の実際 →○感覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○運動機能が低下している人とのコミュニケーション ○認知・知覚機能が低下している人とのコミュニケーション ○その他

1 訪問介護員が自分の生い立ちについて話した。

2 Hさんを理解するため夫の死亡について詳しくたずねた。

3 話が聞き取れないときも分かったふりをした。

4 Hさんの言葉にうなずきながらゆっくりと話を聴いた。 

5 訪問介護員が予定した質問を中心に会話を進めた。

 

解答

1:×

2:×

3:×

4:○

5:×

 

参考

構音障害(こうおんしょうがい)とは口のモツレのことで、喉や舌の筋肉の麻痺によって、正しく発音できなくなる状態をいいます。

 

問題40 Jさん(80歳、男性)は、嚥下機能が低下し食事接取が減少した結果、低栄養状態が問題となっている。この問題を検討するカンファレンスの参加者は、介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士であった。介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。

出題基準「コミュニケーション技術」3:介護におけるチームのコミュニケーション3)会議→○ 会議の意義、目的 ○会議の種類 ○会議の方法、留意点 ○その他

1 発言するときは、施設長の意見に合わせて発言する。

2 話を聞くときは、少数意見より多数意見を重視する。

3 分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる。

4 参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす。

5 低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う。

 

解答

1:×介護職の立場にたって発言します。

2:×少数、多数意見に左右されることなく介護職としての立場を重視します。

3:×疑問、質問等は会議中に行うことが大切。

4:○

5:×低栄養に関することは多職種による連携が大切なので「医師に従う」とかの問題ではありません。

 

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